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イベントレポート
開催期間：2019/09/10〜2019/09/10
2019.09.18
セルマー・クラリネット・カルテット 2ndコンサート
〜エキサイティングなアンサンブルに喝采！〜
開催場所：東京都 ノナカ・ミュージックハウス「ノナカ・アンナホール」
▲左から 太田友香氏、有馬理絵氏、原浩介氏、須東裕基氏
東京佼成ウインドオーケストラの有馬理絵、太田友香、原浩介と東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の須東裕基という若手4氏で結成されたクラリネット四重奏の第2回演奏会。
アンサンブル・コンクールでおなじみの作品からこのカルテットならではの最先端の作品までを取り上げ、終始エキサイティングで、聴く者の心をつかんで離さない一夜だった。
前半は定番カルテットのトマジ「3つのディヴェルティメント」、そして八木澤教司「お団子ヘアの女の子」、高橋宏樹「3つの魔法」、天野正道「3つの小品」、清水大輔「ヴォイニッチ手稿」という法人作品を演奏。
後半はK.ブッファ「花火」とR.デュビュニョン「サラトガ・トレイル」で、Ｅ♭からバス・クラリネットまでの4本が息をもつかせぬスリリングな演奏を聞かせ、クラリネット・アンサンブルの醍醐味をたっぷりと味わわせてくれた。
メンバーの使用楽器はセルマー・パリ「プリヴィレッジ」で、その優雅なサウンドと卓越した機能性を十二分に感じさせられる見事な演奏の連続だった。
